口内炎を早く治す!忙しくてもできる自宅でのセルフケアと歯科の活用法
こんにちは。
大阪市北区 東天満 地下鉄南森町駅・JR大阪天満宮駅からすぐにある 増田歯科・矯正歯科です。
忙しい毎日の中で、ふとした瞬間に口内炎ができてしまうことはありませんか。
会議中に口を開けるのも痛く、ランチでのお食事も楽しめない…。
そんな経験は、家事に仕事に育児に、多忙を極める30代・40代の方にとって、決して珍しいことではありません。
口内炎は自然に治る場合もありますが、痛みや不快感で仕事や生活に支障をきたすこともありますよね。
この記事では、口内炎をできるだけ早く治すためのセルフケア方法と、歯科でできる治療や対策について、安心して実践できる内容を解説します。
口内炎ができる原因とは?
口内炎は、口腔内の粘膜に炎症が起こることで発生します。
原因は一つではなく、さまざまな要因が重なって症状を引き起こすことがあります。主な原因は以下の通りです。
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物理的な刺激
食事中に歯や入れ歯、矯正装置が粘膜に当たると小さな傷ができ、口内炎の原因になります。 -
ストレスや疲労
忙しい日々や睡眠不足は免疫力を低下させ、口腔内の粘膜が炎症を起こしやすくなります。 -
栄養不足
ビタミンB群や鉄分、亜鉛の不足は粘膜の健康を維持するために重要で、不足すると口内炎ができやすくなります。 -
感染や免疫の影響
ウイルスや細菌の影響で口内炎ができることもあります。特に再発性の口内炎では、免疫のバランスも関係しています。
口内炎を早く治すためのセルフケア法
上記の原因が続いている状態だと、口内炎がなかなか治らなかったり1度治っても再発しやすかったりします。
そのため、口内炎を早く治すには、日常生活でできるセルフケアが非常に重要です。
ここでは、忙しい中でも、生活に取り入れやすい方法を紹介します。
1. 口腔内の清潔を保つ
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歯ブラシ+フロス
歯ブラシのみで落とせるお口の汚れは全体の6割程度です。歯ブラシに加えてフロスや歯間ブラシを使用することで、お口の汚れや細菌を減らせます。 -
うがい
うがい自体に歯磨きと同等の効果はありませんが、殺菌効果のある専用のマウスウオッシュを使用することで、細菌の繁殖を防ぎ、炎症の悪化を抑えることができます。
2. 栄養バランスを意識する
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ビタミンB群(豚肉、納豆、卵など)
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ビタミンC(果物、野菜)
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鉄分(赤身肉、ほうれん草など)
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亜鉛(海鮮、ナッツ類)
これらは粘膜の修復や免疫力の向上に役立つ栄養素のため、内側から治りのスピードをUPさせます。
忙しいくて食事に取り入れることが難しい場合は、サプリメントでも補うことが可能です。
意識して補給しましょう。
3. 刺激を避ける
酸味や辛味の強い食品、熱い飲み物やアルコールも炎症を悪化させる可能性があります。
口内炎を早く治したい場合は、できる限り刺激になる飲食は控えましょう。
4. 睡眠とストレス管理
眠不足が続いたり、強いストレスを受けたりすると、免疫機能がうまく働かなくなります。
その結果、口の中の粘膜が傷つきやすくなり、できた口内炎が治りにくくなるのです。
また、睡眠不足やストレスは唾液の分泌量を減らします。
唾液には殺菌作用や粘膜を保護する働きがありますが、減ってしまうと細菌が繁殖しやすくなり、炎症が悪化しやすくなります。
十分な睡眠を取ることで免疫細胞や唾液分泌を活性化させ、炎症や細菌への抵抗力を保ちましょう。
歯科でできる口内炎対策
自宅でできるセルフケアをご紹介しましたが、口内炎が長引いたり再発を繰り返す場合は、歯科での相談が有効です。
増田歯科矯正歯科では、セルフケアだけではカバーしきれない部分も含め、プロによる対策が可能です。
1. 原因や程度の診断
口内炎の原因や程度を確認し、必要に応じて塗り薬や内服薬を提案します。
根本的な原因を調べて対応することで炎症の悪化を防ぎ、治癒を早めることができます。
2. 口腔環境の改善
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薬剤の塗布や口腔内クリーニングにより、細菌の繁殖を抑え、口内炎の再発を防ぎます。
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歯並びやかみ合わせの不具合による刺激が原因の場合は、矯正やマウスピースで負担を軽減できます。
3. 再発予防指導
当院には5名の管理栄養士が在籍。
生活習慣や食事の改善、ストレス管理など、再発を防ぐための個別アドバイスを受けられます。
個人の生活習慣に合わせて工夫のポイントをご提案するので、忙しい方にとっても、短時間で実践できる方法が中心です。
忙しい日々でもできる簡単セルフチェック
口内炎を早く治すためには、早めの対応が大切です。
以下のポイントを意識してみてください。
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炎症が2週間以上続く場合は自己判断せず受診
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強い痛みや出血を伴う場合は早急に歯科で診察
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食事中や会話中に痛みが強い場合は、刺激を避けつつ、口腔内ケアを徹底
まとめ
忙しい30代・40代のビジネスパーソンにとって、口内炎は日常生活のストレス要因となりやすいものですよね。
しかし、正しいセルフケアと歯科でのサポートを組み合わせることで、治癒を早め、再発を防ぐことが可能です。
増田歯科・矯正歯科では、口内炎の早期治療だけでなく、矯正専門医による歯並びやかみ合わせの調整による再発防止、管理栄養士による生活習慣に合わせた具体的なアドバイスなど、包括的なサポートをおこなっております。
「口内炎ができてつらい…」「早く治したい」そんなときは、一人で悩まず、プロの力を活用して安心・安全に対処しましょう。
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【監修】
増田 智基(ますだ ともき)
歯科医師/医療法人健誠会 増田歯科・矯正歯科 理事長・院長
大阪市北区・南森町で歯科医療に従事し、成人矯正・小児矯正・インプラント・審美歯科・予防歯科まで幅広く対応。インビザラインプラチナプロバイダーとしての豊富な症例実績をもち、国際口腔インプラント学会認定医や咬み合わせ認定医として専門性の高い診療を行っています。
所属学会:
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国際口腔インプラント学会(ICOI)認定医
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日本成人矯正歯科学会
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日本顎咬合学会(咬み合わせ認定医)
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日本一般臨床矯正研究会
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日本咬合育成学会
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SJCD/COKI(古希の会)/GPO
受講研修:
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GPO矯正レギュラー・アドバンスコース
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顎顔面矯正/咬合育成(小児)コース
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筒井塾咬合療法/OSIインプラントアドバンスコース
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名古屋歯周補綴コース 他多数
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