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歯が痛くて寝れない夜、薬が効かない時に試すべき方法とは?

こんにちは。

大阪市北区 東天満 地下鉄南森町駅・JR大阪天満宮駅からすぐにある 増田歯科・矯正歯科です。

「歯が痛くて寝れない」と感じたことはありませんか?

特に夜になると痛みが強くなることがあり、その不快感で寝られなくなってしまうことがあります。

急な痛みに悩まされて、薬を飲んでも効かない場合、どうしたら良いのか分からなくなることもありますよね。

この記事では、歯が痛くて眠れない場合にどうすればよいのか、また、薬が効かない時に試すべき方法や、早期に歯科医院に相談する重要性についてお話しします。


1. 歯が痛くて寝れない時の原因とは?

歯の痛みは、何かしらの歯の問題が原因であることがほとんどです。

夜になると痛みが強く感じられるのは、体内の血流が変わることによって痛みが増すためです。

歯の痛みを引き起こす主な原因は以下の通りです。

【可能性が高い】

■虫歯(う蝕)

虫歯は、歯の表面に穴が開き、細菌が内部に侵入することによって発生します。

虫歯の痛みには通常いくつかの段階がありますが、虫歯が進行して歯の神経に達してしまうと、痛みが非常に激しくなります。

特に夜間、血流が変化することで痛みが強くなることがあります。

参考記事:奥歯が痛いのは親しらずかも?ー【智歯歯周炎に市販薬やイソジンは効く?自宅でできる対処法と注意点】

■歯の根っこの炎症(根尖性歯周炎)

歯の根元にが溜まって炎症が起きると、非常に激しい痛みを感じることがあります。

こちらも、特に寝ている間に血流が変化し、痛みが強くなることがあります。

【その他の可能性として考えられる】

■歯周病(歯槽膿漏)

歯周病は歯茎の炎症から始まり、進行すると歯を支える骨が溶けていきます。

歯周病が進行している場合、歯茎の腫れや出血、痛みが生じ、夜間に痛みが増すことがあります。

口腔内で細菌が繁殖しやすく、特に、免疫力が低下している時に症状が悪化します。

参考記事:歯周炎は身体への影響にも注意!ー【歯槽膿漏を放置するとガンになる?【歯周病とガンの関係】】

■歯の詰め物が取れた場合

詰め物やクラウンが取れると、歯がむき出しになり、そこから細菌が侵入して炎症を引き起こすことがあります。

この状態も歯の痛みを引き起こす原因となります。

【歯以外に問題がある場合】

■顎関節症(TMJ障害)

顎関節症は、顎の関節や周囲の筋肉に問題が生じることで、顎や歯に痛みを感じることがあります。

■顎や歯の筋肉の緊張

ストレスや緊張が原因で、無意識に顎を強く噛みしめたり、歯ぎしりをすることがあります。

この習慣が続くと、顎や歯の周りの筋肉が疲労し、痛みを感じることがあります。

特に、ストレスの多い日常生活を送っている方は、このような痛みを感じやすくなります。

■副鼻腔炎

副鼻腔炎は、鼻の周りにある副鼻腔が炎症を起こす病気です。

この状態が続くと、鼻の周りや頬、そして上の歯に痛みを感じることがあります。

上の歯の根元と副鼻腔が非常に近いため、炎症が歯に放射されて痛みを引き起こすためです。

■心臓の問題

胸の痛みが歯に放射されることがあります。

特に、心筋梗塞や狭心症などの心臓の病気が原因で、左側の顎や歯に痛みを感じることがあるため注意が必要です。

これは、胸部に強い痛みを伴うことが多いため、歯の痛みが心臓に関連していることに気づきにくい場合があります。

■神経の問題(神経痛)

顔や歯の周りの神経に問題が生じると、歯が痛く感じることがあります。

例えば、三叉神経痛(さんさしんけいつう)は、顔の一部に鋭い痛みを引き起こす神経の障害です。

この痛みが歯に放射されることがあり、実際には歯に問題がないにもかかわらず、歯が痛いと感じることがあります。

■歯の知覚過敏

歯の表面のエナメル質が磨り減ると、内部の神経が刺激されて痛みを感じることがあります。歯の知覚過敏は冷たいものや熱いものがしみる原因になりますが、この症状も歯そのものに原因がなくても歯の痛みとして感じることがあります。

歯に直接的な原因がなくても、顎関節症や筋肉の緊張、副鼻腔炎、神経の問題など、さまざまな要因で歯の痛みを感じることがあります。


2. 薬が効かない場合、どうすれば良い?

歯の痛みがひどくなると、最初に頼るのは痛み止めですが、薬が効かないこともあります。

薬が効かない場合は、痛みを和らげるために他の方法を試すことが大切です。

■【重要】早急に歯科医院に相談

薬が効かない場合、自己判断で薬の量を増やしたりするのは避けましょう。

痛みが続く場合や悪化する場合、まずはすぐに歯科医院に相談することが大切です。

いつもいっているかかりつけがお休みだったり、夜間だったりする場合は、緊急で対応してくれる歯科クリニックで応急処置をうけ、後日かかりつけを受診する方法もあります。

早期に治療を受けることで、痛みを解消し、その後の歯の回復も安定させることができます。

しかし、事情があってすぐに歯科医院に行けない場合もあるかもしれません。

以下は、自宅でできる痛みへの対応方法です。

しかし、いずれも応急処置ですので、できる限り早めに歯科医院に行っていただければと思います。

■冷たいタオルなどで冷やす

冷たいタオルなどを歯の痛む部分に当てると、痛みが和らぐことがあります。

冷却効果により、血流が抑制され、炎症が和らぐためです。

(一般的に、炎症に対しては、急性期は冷やす、慢性期は温めると効果的といわれています。)

”冷やす際は適度に”がポイントです。

氷や保冷剤は患部に直接あてずにタオルやハンカチに包んで10分冷やし10分休憩するなど、連続して過度に冷やしすぎないようにしましょう。

■優しくうがい

お口の中の細菌が多くなって痛みを引き起こしている場合は、うがいをすることで菌が減って歯茎や口内の炎症を和らげ、痛みが軽減することがあります。

殺菌作用のあるマウスウオッシュやお水で、優しくうがいをしてみてください。

激しくするとかえって刺激になる場合もあるので、優しく行いましょう。

■頭を高くする

「横になると痛みが増す」という場合は、血流が関係している場合があります。

枕をできるだけ高くすることで、痛みが和らぐかもしれません。

■痛みに効くツボを押す

代表的なのは手の甲の合谷で、歯だけでなく複合的に起きている頭痛や肩こりにも有効な場合があります。

手のひらや足裏の歯痛点は虫歯や歯周病の痛みに効果的で、左右交互に押すと良いでしょう。

下関頬車は顎周りの痛みに、商陽内庭は指や足から、承漿は下唇の下を押すことで緩和が期待できます。

適度な力で押すことがポイントです。


3.歯が痛い時に、避けたい行動

痛みを和らげようと自分なりの方法を試すことで、かえって症状を悪化させてしまうこともあります。

ここでは、歯が痛いときに避けるべき行動を具体的に解説します。

■歯科医院に行かずに放置する

上記の方法を試すことで、一時的に痛みが和らぐこともあるかもしれません。

しかしそれは一時的なものなので「完全に治った」わけではなく、知らない間に病状が悪化してしまうこともあります。

進行が進むとそれだけ治療回数や費用の負担も増えてしまうので、行けるタイミングにてできる限り早期に歯医者さんへ行かれてくださいね。

参考記事:歯周病が手遅れになると抜歯しか選択肢はない?【歯をできるだけ残す治療】

■アルコールで痛みをごまかす

「アルコールを飲めば一時的に痛みがやわらぐ」と思う方もいるかもしれません。

しかし、アルコールは血行を促進するため、炎症を悪化させやすくなります。

また、鎮痛剤などの薬と併用すると副作用のリスクが高まることがあります。

そのため、痛みをごまかす目的での飲酒は控えるようにしてください。

■熱い飲み物で温める

炎症が原因で痛む場合、熱い飲み物で温めることは逆効果になることがあります。

温めることで血流が増し、腫れや痛みがさらに強くなる可能性があるためです。

痛みがあるときは、冷却を活用して腫れや炎症を抑えるほうが安全です。

■市販薬の過剰摂取

痛みが強いと、つい市販の鎮痛剤を多めに服用してしまうことがあります。

しかし、用量を守らずに薬を多く飲むと、副作用や健康被害につながる可能性があります。

薬を使用する場合は、必ず用法・用量を守り、わからないことがあればかかりつけの歯科医師に相談することが重要です。

■過度な冷却

痛みを和らげるために冷やす方法を紹介しましたが、過度に冷やしすぎると血行が悪くなり、逆に痛みが強くなる場合があります。

冷却は短時間で行い、冷やすときも直接歯や歯茎に氷を当てず、タオルなどで包んで適度に行うようにしましょう。

歯が痛くて眠れないときは、痛みを無理に我慢したり、自分なりの方法でごまかしたりすることは危険です。

アルコールはもちろん、薬の過剰摂取や冷却のやりすぎも避け、正しい方法で症状を和らげることが大切です。


4.増田歯科・矯正歯科での治療方法

増田歯科・矯正歯科では、歯の痛みが強い時にもしっかりと対応できる治療を行っています。

痛みの原因を特定し、最適な治療を提案しています。


~まとめ~

歯の痛みが強くなって眠れない時や、薬が効かない時に試すべき方法はいくつかありますが、最も重要なのは早期に歯科医院を受診することです。

増田歯科・矯正歯科では、痛みの原因をしっかりと診断し、最適な治療法を提案しています。

痛みを抱えたまま放置することはさらなる悪化を招くため、少しでも不安があれば、早めにご相談ください。

歯の痛みは、放置しておくと悪化することがあります。

痛みが続く場合やお悩みがある場合は、ぜひ早めにクリニックにご相談いただき、安心して治療を受けましょう。


ご予約はこちらから

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【監修】

増田 智基(ますだ ともき)

歯科医師/医療法人健誠会 増田歯科・矯正歯科 理事長・院長

大阪市北区・南森町で歯科医療に従事し、成人矯正・小児矯正・インプラント・審美歯科・予防歯科まで幅広く対応。インビザラインプラチナプロバイダーとしての豊富な症例実績をもち、国際口腔インプラント学会認定医や咬み合わせ認定医として専門性の高い診療を行っています。

SUPERVISING DENTIST 監修歯科医師

医療法人健誠会 増田歯科・矯正歯科
理事長・院長 増田智基

院長写真

院長略歴

1978年 大阪生まれ、大阪育ち B型
2003年 大阪歯科大学卒業
在学中はヨット部主将を経験
2003年 医療法人 徳真会にて勤務
分院長を5年間歴任
2010年 増田歯科医院 継承
2015年 増田歯科・矯正歯科 開院
2020年 医療法人健誠会 法人化 開院

所属学会など

国際口腔インプラント学会 認定医
日本成人矯正学会
日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医
健康のための永久歯列矯正認定医
子どもの歯並び予防矯正認定医
日本一般臨床矯正研究会
SJCD
日本咬合育成学会
COKI(古希の会)
GPO
インビザラインプラチナプロバイダー

受講セミナー

日本一般臨床床矯正研究会
(4日間コース、フィニッシングコース、
アドバンスコース、3Dコース)
GPO矯正レギュラーコース、アドバンスコース
顎顔面矯正セミナー
咬合育成コース(小児)
CDTC
筒井塾咬合療法コース
OSIインプラントアドバンスコース
修練会診断ベーシックコース
名古屋歯周補綴コース
など
診療時間
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15:00〜19:00 - -

※土曜は9:00~12:00 / 13:30~16:30
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