MENU
06-6352-1187
WEB予約
WEB予約
採用サイト
採用サイト

BLOG 医院ブログ

【小児矯正】こどもの歯並び矯正、何歳までなら間に合う?

こんにちは。

大阪市北区 東天満 地下鉄南森町駅・JR大阪天満宮駅からすぐにある 増田歯科・矯正歯科です。

【小児矯正】こどもの歯並び矯正、何歳までなら間に合う?

お子様の歯並びについて気になることがある場合、矯正治療を考える保護者の方は多くいらっしゃるかと思います。

歯並びが悪いことで、将来の口腔健康に影響を与えるのではないかと思うと、心配になりますよね。

しかし、

「いつから矯正を始めるべきか?」

「何歳までに矯正すれば効果が出るのか?」」

という開始のタイミングについて疑問を持つ方も少なくありません。

今回は、お子さまの歯並び矯正の最適なタイミングについて、詳しく解説します。


1. 小児矯正は何歳から始めるべき?

小児矯正成功のカギとなる1つのポイントとして、「ベストなタイミングで治療を開始すること」があるといえます。

この最適なスタート時期については、一般的には 「乳歯がすべて生え揃った頃」 が推奨されています。

この時期とは、個人差がありますが、おおよそ 5歳~7歳ごろの期間を指します。

永久歯が生え始め、歯並びの問題が顕在化しやすいからです。

しかし、ケースによってはそれ以前からアプローチをすることでトレーニングのみで改善が見込まれるものもあります。

ですので、お子さまに合わせた適切な開始時期を見極めるために、4歳ごろで一度ご受診いただくことをオススメいたします。

■小児矯正には2つの段階がある

小児矯正には、早期矯正(乳歯や生えたばかりの永久歯を使って行う)と後期矯正(永久歯がほぼ生え揃った時点で行う)があります。

当院では、早期をⅠ期、後期をⅡ期と呼んでおり、子どもの成長を活かした治療を行う点は同じですが、アプローチ方法が少し異なってきます。

しかし、いずれの治療を行う際も、最適な時期に治療を開始することで治療の効果が最大限に引き出せます。


2. 小児矯正ができる年齢はいつまで?

適切な時期については前述しましたが、

「治療可能な年齢はいつまで?」

「今のうちの子では間に合わないのでは?」

とご不安な方もいらっしゃるかもしれません。

結論、「小児矯正」という言葉が示すように、基本的には子どものうち、中でも前期(Ⅰ期)に矯正を始めるのが理想的です。

しかし、では「何歳までに治療を始めれば間に合うのか?」という問いには、厳密に年齢制限があるわけではありません。

矯正治療は、成長の段階に応じて効果が変わるため、治療を始める時期によって結果が異なります。

おおよその目安としては、12歳頃までに矯正を始めると良いとされています。

この年齢に近づくと、永久歯がほぼ生え揃い、成長が一段落するため、後期矯正に適した時期です。

ですので、理想は適切なスタート時期を狙って開始することですが、いつ受診しても決して「手遅れ」ではないのでご安心ください。

当院では、来院いただいた段階でのお口を検査して、その時に可能な治療の中から最も適切な治療の選択をおこなっております。

Ⅰ期(前期)が過ぎていた場合は、Ⅱ期(後期)で治療を開始する、さらにⅡ期が過ぎていたら成人矯正で対応する、というようなイメージです。

しかし、治療の負担が少なく効果が大きいのは、やはり適切なタイミングで開始した場合だといえます。

少しでも早く受診いただくことが矯正成功の近道であることは確かですが、気づいたその時にご来院いただければと思います。


3. 矯正治療を早く始めるべき理由

保護者の方が大切に育てられているお子さま。

いざ矯正治療が現実味を帯びてくると、

「こんな小さいうちから器具やトレーニングをして、子どもにとって負担にならないのかな?」

と心配されるお気持ちもよくわかります。

子どもの矯正治療を早期に始めることには、多くのメリットがあります。

以下のポイントを踏まえて、なぜ早期の治療が重要なのかを知っていただき、検討の際の材料にしていただければ幸いです。

1. 成長を活かして歯並びを改善できる

小児矯正の最大のメリットは、お子さまの成長発育を活かして歯並びを整えることができる点です。

子どもの顎や歯は大人よりも柔らかく成長の余地が大きいため、矯正治療を早期に行うことで、歯並びをよりスムーズに負担なく整えることができます。

例えば、成人矯正では抜歯になる可能性が高い歯の大きさに対して顎が小さいケースでも、顎の成長を促進する装置を使って、その可能性を極力減らすことが可能です。

2. 将来の治療の負担を軽減できる

早期に矯正治療を始めることで、将来行わなければならない治療の負担を減らすことができます。

歯の生え変わりや成長の段階で、まだ未発達な顎や歯に対して矯正治療を行うことで、前述のように後々の治療が軽減され、治療期間も短縮できる可能性があります。

これにより、将来的に大掛かりな治療が必要なくなるか、必要になる治療の範囲が限定的で済む場合があります。

3. 顎の発育をコントロールできる

歯並びの悪さは、顎の発育にも影響を与えます。

例えば、上顎と下顎のバランスが取れていない場合、顔のバランスが崩れ、見た目にも悪影響を及ぼすことがあります。

早期の矯正治療で顎の発育をコントロールすることができるため、顔のバランスが整いやすくなります。

4. 心理的な影響を抑える

子どもが歯並びの悪さを気にして、他の子どもたちと比べてコンプレックスを抱えることがあります。

早期に矯正を始めることで、思春期の前に歯並びを整えることができ、周りの人との違和感を減らすことができます。

自己肯定感など、心理面でも効果があります。

5. 虫歯や歯周病のリスクを減らす

歯並びが悪いと、歯の隙間に汚れが溜まりやすく、歯磨きが不十分になりがちです。

これが虫歯や歯周病の原因となります。

乳歯から永久歯に生え変わる段階で矯正を行うことで、ケアがしやすく健康的な歯を維持しやすくなります。


4. 小児矯正のメリットとは?

お子さまが治療を受ける際、治療過程に対する不安を感じることもあります。

そのため、親がしっかりとサポートし、子どもが安心して治療を受けられるような環境を作ることが必要です。

治療に対しての理解を深め、適切なタイミングでの治療を受けさせることが、成功するためのポイントです。

上記を含め、小児矯正をすることで得られるメリットについてまとめました。

1. 美しい歯並びが手に入り笑顔が増える

最もわかりやすいメリットは、当然ながら美しい歯並びを手に入れられることです。

歯並びが良くなることで、笑顔がより魅力的になるだけでなく、自己肯定感も高まります。

特に思春期の前に矯正治療を行うと、口元を気にして笑えない…ということもなく、精神的なストレスも軽減されます。

自信を形成する1つのパーツとして、きれいな歯並びがあるといえます。

2. 健康的な噛み合わせが得られる

歯並びが悪いと、食事の際に効率的に噛めなかったり、顎に負担をかけてしまうことがあります。

これが長期的に続くと、顎関節症や消化不良を引き起こす可能性があります。

小児矯正を通じて、健康的な噛み合わせを手に入れることで、食事がより快適に、効率的に行えるようになります。

正しいかみ合わせは、全身の健康にも良い影響があります。

3. 顔の形やバランスを整える

歯並びや噛み合わせはお顔立ちにも良い影響をもたらします。

特に顎の発育を成長に合わせてコントロールすることができるため、顔のバランスが整い、Eラインと呼ばれる顔立ちが引き締まります。

顔の輪郭や骨格に影響を与えることもあり、美容的な観点からも有益です。

4. 虫歯や歯周病のリスクが減少

歯並びが悪いと、歯磨きがしにくくなり、歯に汚れが溜まりやすくなります。

この汚れが虫歯や歯周病の原因となりますが、矯正を受けることで歯並びを整え、歯磨きがしやすくなります。

その結果、将来の虫歯や歯周病のリスクが減少し、長期的に健康な歯を保つことができます。

5. 顎の発育を促進できる

矯正治療は歯並びを整えるだけでなく、顎の発育を促進することも可能です。

顎が発達していない場合、矯正装置を使って顎の成長を助け、適切な位置に歯を並べることができます。

これにより、後々大きな治療が不要になることがあります。

早期に矯正を始めることで、顎の発育を促し、全体的にバランスの取れた顔立ちを作ることができます。

6. 発音や咀嚼機能の向上

歯並びが整うことで、発音や咀嚼(食べ物を噛む)機能が向上します。

不正咬合によって食べ物をうまく噛めなかったり、発音が不明瞭だったりすることがありますが、矯正治療を受けることでこれらの問題が改善されます。

特に発音に関しては、矯正治療が進むことで、言葉がよりクリアに聞こえるようになるケースもあります。


まとめ

小児矯正は、お子さまの歯並びや噛み合わせを改善することができる選択肢の1つです。

矯正を開始する最適な時期は、5歳~7歳ごろが理想的ですが、お口やお口周辺の発育の状況によって個人差があるので、心配な場合は4歳ごろで一度専門医に相談をしておきましょう。

ベストなタイミングで治療を受けることで、顎の成長をコントロールし、将来の矯正治療や虫歯・歯周病リスクを軽減することができます。

増田歯科・矯正歯科では、経験豊富なメディカルコンシェルジュが常時在籍。

お子様の歯並びや噛み合わせに関する相談を随時受け付けており、治療を始める上での不安や疑問にも丁寧にお答えしています。

きれいな歯並びは、お子さまへの最高のプレゼント。

お子さまの歯並びに悩んでいる方や気になる症状がある場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

無料相談もご利用いただけます^^


【あわせて読みたい】

🦷増田歯科・矯正歯科の小児矯正について、詳しくはコチラ

プレオルソを使った小児矯正のメリットと効果とは?専門医が解説

【歯並びの悪化にも】口呼吸の原因と自宅でできる治し方

歯並びに悪影響?お子さまの舌癖と解決策!


ご予約はこちらから

お電話(0663521187)でも承ります!

【監修】

増田 智基(ますだ ともき)
歯科医師/医療法人健誠会 増田歯科・矯正歯科 理事長・院長

大阪市北区・南森町で歯科医療に従事し、成人矯正・小児矯正・インプラント・審美歯科・予防歯科まで幅広く対応。インビザラインプラチナプロバイダーとしての豊富な症例実績をもち、国際口腔インプラント学会認定医咬み合わせ認定医として専門性の高い診療を行っています。

所属学会:

  • 国際口腔インプラント学会(ICOI)認定医

  • 日本成人矯正歯科学会

  • 日本顎咬合学会(咬み合わせ認定医)

  • 日本一般臨床矯正研究会

  • 日本咬合育成学会

  • SJCD/COKI(古希の会)/GPO

受講研修:

  • GPO矯正レギュラー・アドバンスコース

  • 顎顔面矯正/咬合育成(小児)コース

  • 筒井塾咬合療法/OSIインプラントアドバンスコース

  • 名古屋歯周補綴コース 他多数

「美と健康の創造」「歯科から健康増進へ」をモットーに、信頼できる歯科医療情報をお届けします。

SUPERVISING DENTIST 監修歯科医師

医療法人健誠会 増田歯科・矯正歯科
理事長・院長 増田智基

院長写真

院長略歴

1978年 大阪生まれ、大阪育ち B型
2003年 大阪歯科大学卒業
在学中はヨット部主将を経験
2003年 医療法人 徳真会にて勤務
分院長を5年間歴任
2010年 増田歯科医院 継承
2015年 増田歯科・矯正歯科 開院
2020年 医療法人健誠会 法人化 開院

所属学会など

国際口腔インプラント学会 認定医
日本成人矯正学会
日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医
日本一般臨床矯正研究会
SJCD
日本咬合育成学会
COKI(古希の会)
GPO
インビザラインプラチナプロバイダー

受講セミナー

日本一般臨床床矯正研究会
(4日間コース、フィニッシングコース、
アドバンスコース、3Dコース)
GPO矯正レギュラーコース、アドバンスコース
顎顔面矯正セミナー
咬合育成コース(小児)
CDTC
筒井塾咬合療法コース
OSIインプラントアドバンスコース
修練会診断ベーシックコース
名古屋歯周補綴コース
など
診療時間
10:00〜13:30 - -
15:00〜19:00 - -

※土曜は9:00~12:00 / 13:30~16:30
休診日:火曜・日曜・祝日