エナメル質が剥がれているかも?セルフチェックリストで確認する歯の健康
こんにちは。
大阪市北区 東天満 地下鉄南森町駅・JR大阪天満宮駅からすぐにある 増田歯科・矯正歯科です。

忙しい毎日の中で、歯の健康はつい後回しになってしまいがちですよね。
しかし、ふとしたときに「歯がしみる」「表面がザラザラする」と感じたら、それはエナメル質が剥がれ始めているサインかもしれません。
特に30代~40代では、仕事中・家事育児のストレスや生活習慣の影響で、無意識に歯に負担をかけていることも少なくありません。
今回は、自宅で簡単にできるセルフチェックリストを通して、あなたの歯がエナメル質のダメージリスクにさらされているかを確認する方法を紹介します。
目次
セルフチェックリストで確認!エナメル質剥離のリスク
次の項目にいくつ当てはまるかチェックしてみてください。
多く当てはまるほど、歯の表面のエナメル質がダメージを受けやすい状態です。
1. 冷たい・甘い・熱い食べ物で歯がしみる
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冷たい飲み物やアイスを食べたときにチクッと痛む
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甘いお菓子や熱い飲み物で一時的に歯が痛む
原因:エナメル質が薄くなると、歯の内部にある象牙質が外の刺激を感じやすくなります。
2. 歯の表面がザラザラしている
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舌で歯の表面を触ると凹凸がある
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噛み合わせ部分や歯の先端がざらつく
原因:日常の咀嚼や酸性飲食物による摩耗で、エナメル質が少しずつ削れてしまいます。
3. 歯ぎしりや食いしばりの自覚がある
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無意識に歯を強く噛みしめる癖がある
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寝ている間に歯ぎしりを指摘されたことがある
原因:強い力がかかるとエナメル質が割れたり剥がれやすくなります。
4. 酸性の飲食物を頻繁に摂る
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コーラ、炭酸水、スポーツドリンクをよく飲む
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柑橘類や酢のものを日常的に食べている
原因:酸は歯の表面のミネラルを溶かし、エナメル質を弱くするためです。
5. ゴシゴシと強く歯を磨くクセがある
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歯磨きで歯茎が痛くなることがある
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毛先が広がりやすい歯ブラシを使っている
原因:強すぎるブラッシングは歯の表面を削り、エナメル質を薄くしてしまいます。
6. 生活習慣やストレスが多い
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睡眠不足や過労が続いている
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無意識に歯を食いしばることがある
原因:ストレスや疲れは、歯ぎしりや食いしばりの原因になり、エナメル質に負担をかけます。
チェック結果でわかるリスクの目安
結果はいかがでしたか?
チェックが多くなればそれだけ、エナメル質の負担は大きいといえます。
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0~2個:今のところ大きな問題は少なめ。基本のケアを意識することで予防できます
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3~4個:エナメル質に負担がかかっている可能性あり。生活習慣や食習慣を見直すことをおすすめします
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5個以上:早めの歯科受診が望ましい状態です。増田歯科・矯正歯科では、プロによるチェックと適切なケアでエナメル質を守ることが可能です
日常生活でできるセルフケアのポイント
エナメル質は、日常生活の工夫で守ることができます。
取り入れられそうなものから、はじめてみてください。
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フッ素入り歯磨き粉を使用する
フッ素は歯の表面を強化し、剥がれにくくする作用があります。 -
酸性飲食物の後には、すぐに水でうがい
酸はエナメル質の大敵。コーヒーや炭酸飲料を摂った後は、水で口をゆすぎ、歯の表面を中和します。 -
夜の歯ぎしり対策
歯ぎしりや食いしばりがある場合は、ナイトガードを使用すると、エナメル質のダメージを防げます。 -
強いブラッシングを控える
毛先が軟らかめの歯ブラシを使い、優しく磨くことで摩耗を防ぎます。歯医者さんでご自身に合う歯ブラシを聞いておくと安心です。 - キシリトールガムの活用
間食をしてしまう場合は、キシリトールガムの活用も1つの手です。関連記事:キシリトールガムはなぜ歯に良いの?選び方のポイントやおすすめも紹介!
エナメル質の摩耗対策として、詳しくは以下もチェック!
関連記事:40代・50代の歯を守る!黄ばみやしみを防ぐエナメル質摩耗対策
プロのチェックで安心を
セルフチェックだけでは判断が難しい場合もあります。
特に、歯の表面がザラザラしている、しみるといった症状がある場合は、早めに歯医者さんでの診察をおすすめします。

増田歯科・矯正歯科でも、エナメル質の健康に対する対応をおこなっております。
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歯の表面の状態をしっかり確認し、必要に応じてフッ素塗布やコーティング治療
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歯ぎしりや食いしばりがあるダメージを予防するマウスピースの作製
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日常の歯磨きや生活習慣の改善アドバイス
普段のセルフケアに加えてプロによる適切なケアで、エナメル質を守りながら健康な歯を維持いただけるようサポートいたします。
まとめ
エナメル質の剥離は、日常生活の小さな習慣の積み重ねでも進行してしまう場合があります。
気になった場合は、今回のセルフチェックリストでご自身のリスクを確認し、必要なケアを取り入れることが大切です。
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歯がしみる、表面がザラザラする、という症状は無視せずチェック
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日常生活で酸性飲食物や強いブラッシングを工夫する
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気になる場合は増田歯科矯正歯科で専門的なチェックを受ける
30代~40代は仕事や家庭で忙しい世代ですが、セルフケアと定期的な歯科受診で歯の健康を守ることが可能です。
エナメル質を守り、美しく健康な歯を長く維持しましょう。
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お電話(0663521187)でも承ります!
【監修】
歯科医師/医療法人健誠会 増田歯科・矯正歯科 理事長・院長
大阪市北区・南森町で歯科医療に従事し、成人矯正・小児矯正・インプラント・審美歯科・予防歯科まで幅広く対応。インビザラインプラチナプロバイダーとしての豊富な症例実績をもち、国際口腔インプラント学会認定医や咬み合わせ認定医として専門性の高い診療を行っています。