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裏側矯正のデメリットとは?目立たず歯並びを整えたい人に知ってほしいポイント

こんにちは。

大阪市北区 東天満 地下鉄南森町駅・JR大阪天満宮駅からすぐにある 増田歯科・矯正歯科です。

「歯並びを整えたいけれど、矯正器具が目立つのは避けたい」

そんな方に選ばれている治療方法が、歯の裏側に装置を装着する裏側矯正です。

見た目を気にせず矯正できる大きなメリットがありますが、実は注意しておきたいデメリットもいくつかあります。

ここでは、裏側矯正の特徴や注意点、デメリットへの対応策を詳しく解説します。


1. 裏側矯正とは?

裏側ワイヤー矯正は、歯の内側(舌側・裏側)にブラケットとワイヤーを装着して歯並びを整える治療方法です。

表側にワイヤーを付けたのように外から見えないため、営業職や人前で話すことが多い方でも、治療をしていることをほとんど気付かれずに治療を進められます。

メリット

    • 装置が外から見えないため、会議や接客など人前でも安心

    • 装着したまま飲食が可能
    • 透明なマウスピース矯正よりも幅広い症例に対応可能

    • マウスピースのように自己管理で進度に差がでることがない

増田歯科・矯正歯科では、患者様の歯並びや顎の形に合わせて装置をカスタマイズしており、違和感や負担を最小限に抑えています。


2. 裏側矯正の代表的なデメリット

裏側矯正には「目立たない」という最大のメリットがある一方、気を付けたいポイントもあります。

ここでは、6つのポイントをご紹介します。

2-1. 口内の違和感や発音の変化

裏側矯正では、歯の内側にブラケットやワイヤーを装着するため、舌が常に装置に触れることになります。

このため、装着直後は口の中が狭く感じたり、舌先に違和感を覚えたり飲食や話す際に一時的に違和感を感じ、口の動きがぎこちなくなる場合もあります。

特に「サ行」や「タ行」の発音で舌がブラケットに当たり、会話時に舌足らずな感じが生じることがあります。

さらに、装置に慣れるまでは唾液の分泌が一時的に増えたり、食べ物が装置に引っかかることで食事中の不快感が増したりすることもあります。

多くの患者様が数日~数週間で慣れるケースがほとんどですが、初期段階では違和感が強く、会議や外出時に不安を感じる方も少なくありません。

対応策

  • 装置に慣れるまで最初の数週間はゆっくり話す

  • 装置を付けてすぐの時期に人前で話すイベントなどを極力入れない
  • 装着後に軽く舌の動きを意識して練習する

2-2. ケアが難しい

裏側矯正では、ブラケットやワイヤーが舌側に装着されるため、普段のハミガキだけでは十分に汚れを落とすことが難しくなります。

特に歯の奥側や装置周囲の細かい隙間には、食べカスや歯垢がたまりやすく、放置すると虫歯や歯周病のリスクが高まります。

あわせて、裏側は歯ブラシの毛先が届きにくいため、磨き残しによる歯石形成が進みやすく、炎症や口臭の原因になることもあります。

対応策

  • 裏側専用ブラシや歯間ブラシを使用して歯と装置の間を丁寧に清掃
  • 歯科での定期的なクリーニングを受ける

増田歯科・矯正歯科では、治療開始時に口腔ケア指導を行い、清掃指導を個別にサポートいたします。

また、ブラシ清掃は治療費用に含まれているほか、3か月に1回は通常のメインテナンス患者様と同じように保険適応にて歯石除去やマシンクリーニングを行うことで予防しております。

2-3. 治療費用が高め

裏側矯正は、装置の設計・制作、そして装着の技術が表側矯正よりも高度であるため、表側と比較してどうしても費用が高くなる傾向があります。

さらに、患者様一人ひとりの歯並びやアレルギー、顎の形に合わせたオーダーメイドのブラケットやワイヤーを使用するケースでは、材料費も追加されます。

加えて、裏側矯正は精密な操作を必要とするため、経験豊富な矯正歯科医師の技術料も費用に反映されるため、治療の総額は表側矯正より高額になることがほとんどです。

ただし、目立たない矯正が可能であること、精密な歯の動きを実現できることを考慮すると、総合的に判断する必要があります。

対応策

  • 分割払い・医療ローンの利用で無理なく支払い可能
  • 裏側矯正のメリットを総合的に検討して費用対効果を判断
  • 医療費控除を活用 ※条件あり

↓矯正の治療費用について。詳しくはコチラの投稿もご覧ください。

【歯列矯正を安くしたい!】マウスピース矯正は医療費控除の対象?

 

2-4. 治療期間が長くなる場合がある

裏側矯正では、装置と歯の摩擦やワイヤーの力の伝わり方の関係で、表側矯正と比較すると歯の移動速度が若干遅くなることがあります

そのため、歯列が複雑なケースや大きな咬合のズレがある場合、治療期間が延びることがあります。

また、歯の微調整や装置の調整回数が増えるため、来院回数も多くなることがあります。

特に、下顎の親知らず付近や奥歯の微妙な角度調整が必要な場合、歯の動きが慎重に管理されるため、治療全体の期間が長くなることがあります。

治療計画を立てる際には、患者様のライフスタイルや仕事のスケジュールも考慮し、無理のない通院計画を組むことが大切です。

対応策

  • 事前に治療シュミレーションを立てている医院を選ぶ
  • 予約の延期をせず、予定通りに通院する
  • 想定外のトラブルを防ぐため、ケアを怠らない

増田歯科・矯正歯科では、デジタル診断による事前シミュレーションを用いて最適な治療計画を立て、期間の最小化に努めております。

2-5. 向かない歯並びがある

裏側矯正は万能ではなく、全ての歯並びに適応できるわけではありません。

極端に凸凹が大きい歯列や咬み合わせのずれが大きい場合や、顎の形状や歯の大きさによっては、裏側矯正が不向きなケースや装置の設置自体が難しいケースもあります。

治療自体は可能でも不向きな場合は、治療中に十分な矯正力がかからず、理想的な仕上がりが得られない可能性があります。

対応策

  • 必要に応じて、表側矯正やマウスピース矯正との併用をする
  • または、裏側矯正を維持しつつ、部分的に装置を変える

対応によってはカバーが可能なため、事前に専門医の元でしっかりと検査を受けておくと安心です。


2-6. より高度な技術を要する

裏側矯正は、装置の位置やワイヤーの操作が表側矯正よりも難易度が高く、医師の経験や技術力が結果に大きく影響します。

経験の浅い歯科医師が行うと、歯の動きが不十分になったり、治療期間が延びたり、装置の調整が何度も必要になる場合があります。

また、舌への違和感や咬合の微調整も慎重に行う必要があります。

対応策

  • 豊富な症例経験を持つ歯科医院で治療を受ける
  • 契約前に治療の担当医を確認する

増田歯科・矯正歯科では、デジタルシミュレーションや患者様に合わせた装置設計で、精度の高い矯正を提供しています。

また、矯正治療は全て経験豊富な矯正専門医の


3. デメリットを抑えるポイント

それぞれデメリットとその解決方法を提示しましたが、総合的には以下の3つを抑えておくと安心です。

  1. 正しい装置の選択
    舌側の形状やワイヤーの設計によって、違和感や発音への影響は変わります。ご自身のお口に合わせた装置選択が重要です。

  2. 口腔ケアを徹底
    専用ブラシや歯間ブラシを使い、定期的な歯科チェックで汚れや虫歯を防ぎます。

  3. 信頼できるクリニックで
    医院自体の症例数だけ見て来院すると、実際に担当するのは若手医師だった、という場合もあります。特に裏側矯正では、矯正治療の経験豊富な医師が担当かどうかを確認しておくと安心です。


4. まとめ

裏側矯正は、目立たず歯並びをきれいにしたい方に非常に有効ですが、いくつか注意が必要なデメリットもあります。

しかし、これらは事前に把握したうえで適切な対応をとることで、ほとんど解消できます。

増田歯科・矯正歯科では、経験豊富な矯正専門医が、患者様お一人おひとりに合った治療のの装置設計、口腔ケア指導、デジタルシミュレーションによる治療計画をご提供。

まず無料相談で話を聞いてみるだけでもOKです!

お気軽にご来院ください!


ご予約はこちらから

お電話(0663521187)でも承ります!

【監修】

増田 智基(ますだ ともき)

歯科医師/医療法人健誠会 増田歯科・矯正歯科 理事長・院長

大阪市北区・南森町で歯科医療に従事し、成人矯正・小児矯正・インプラント・審美歯科・予防歯科まで幅広く対応。インビザラインプラチナプロバイダーとしての豊富な症例実績をもち、国際口腔インプラント学会認定医や咬み合わせ認定医として専門性の高い診療を行っています。

SUPERVISING DENTIST 監修歯科医師

医療法人健誠会 増田歯科・矯正歯科
理事長・院長 増田智基

院長写真

院長略歴

1978年 大阪生まれ、大阪育ち B型
2003年 大阪歯科大学卒業
在学中はヨット部主将を経験
2003年 医療法人 徳真会にて勤務
分院長を5年間歴任
2010年 増田歯科医院 継承
2015年 増田歯科・矯正歯科 開院
2020年 医療法人健誠会 法人化 開院

所属学会など

国際口腔インプラント学会 認定医
日本成人矯正学会
日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医
健康のための永久歯列矯正認定医
子どもの歯並び予防矯正認定医
日本一般臨床矯正研究会
SJCD
日本咬合育成学会
COKI(古希の会)
GPO
インビザラインプラチナプロバイダー

受講セミナー

日本一般臨床床矯正研究会
(4日間コース、フィニッシングコース、
アドバンスコース、3Dコース)
GPO矯正レギュラーコース、アドバンスコース
顎顔面矯正セミナー
咬合育成コース(小児)
CDTC
筒井塾咬合療法コース
OSIインプラントアドバンスコース
修練会診断ベーシックコース
名古屋歯周補綴コース
など
診療時間
10:00〜13:30 - -
15:00〜19:00 - -

※土曜は9:00~12:00 / 13:30~16:30
休診日:火曜・日曜・祝日