歯科医師からの『禁煙』のすすめ
新型コロナウイルスに関し、
喫煙歴は肺炎悪化の重症化因子であると言われています。
（参考：一般社団法人日本禁煙学会）
この機会に禁煙を・・
と考えていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
歯科医院からも禁煙はとってもおススメ！！
なぜならば、歯周病の最大のリスクは喫煙だからです！
★タバコが歯周病に与える影響
非喫煙者と比較し、喫煙者が歯周病を発症するオッズ比は
約２・８倍！！！（朝日新聞出版：「続日本人はこうして歯を失っていく」）
喫煙本数が多いほど、症状が重くなります。
また治療後の改善率も悪く、
歯周病治療後に再治療が必要だった割合は
非喫煙者が１２％程度だったのに対し、
喫煙者では４３％程度だったという研究もあります。
★何故タバコが歯周病を悪化させるの？
①タバコの有害物質が歯周病原菌の毒性を高めます。
結果、浅い歯周ポケットでも増殖しやすくなります。
②毛細血管の血流が悪くなり、
歯周組織の細胞を治す働きが悪くなります。
➂毛細血管の血流が悪くなり、歯周病が進行していても、
出血や歯肉の炎症がおきにくくなるため、
気がつかないまま歯周病が悪化することがあります。
歯周病の症状は受動喫煙者にも表れます。
また、新型タバコ（加熱式や電子タバコ）の
歯周病への影響は現在研究がされていますが、
有害物質が発生する以上、何らかの影響も考えられます。
もちろん歯周病以外にも、
タバコは着色・口臭の原因にもなります。
歯科的にもやはり百害あって一利なし！！
大切な患者さまには、
ぜひこの機会に禁煙に挑戦して頂きたい！！
と心から願っている歯科医院スッタフ一同です・・！
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増田歯科・矯正歯科
TEL:06-6352-1187
