3,健康な歯茎を保つためには?
では、歯茎の健康を守るためには、どんなことが重要なのでしょうか?
以下にポイントをまとめました。
①正しい歯みがき習慣を
健康な歯茎を保つためには、正しい歯みがき習慣が必要不可欠です。
歯みがきはタイミングとして、最低でも毎日2回、朝食後と寝る前に行います。
歯ブラシはご自身に合った適切な硬さと大きさのものを選び、
歯と歯茎の境界に注意して過度な力をかけないように優しくブラッシングしましょう。
歯周病のリスクが高いと診断された場合は、歯周病ケアに特化した歯磨き粉を選ぶのもいいですね。
②歯間ブラシやフロスの使用
歯間ブラシやフロスは、歯ブラシでは届かない歯の間のプラークや食物の残りを除去するのに役立ちます。
毎晩寝る前のケアでの習慣とし、歯と歯の間を丁寧に掃除しましょう。
③定期的な歯科検診
セルフケアに加えて、定期的にプロの確認を受けることもポイントです。
歯科医院での定期検診では、歯や歯茎の健康を確認し、歯周病や他の口内疾患を早期に発見することができます。
また、プロのクリーニングでは磨き残しや歯石をしっかりと落とすことができるだけでなく
歯科衛生士から自分に合った正しいケア方法について説明を受けることもできます。
④喫煙を避ける
タバコは歯茎の健康に悪影響を及ぼします。
日本臨床歯周病学会によると、1日10本以上喫煙すると歯周病にかかる危険がおよそ5.4倍に上がるということも言われています。
血管が収縮して歯茎に栄養が届かずに歯周病のリスクが高まるため、歯茎の健康を守るためには出来る限り禁煙を検討しましょう。
⑤ストレスの管理
ストレスは歯ぎしりや歯ぎしりの原因になり、歯茎に負担をかけることがあります。
映画鑑賞や運動など、自分に合ったストレスの管理方法を見つけることは、お口の健康を守ることにもつながります。
4,歯茎を元気に保つ栄養素
普段のお食事が歯茎の健康にも大きな影響を与えます。
栄養バランスには気を付け、特に前述の栄養素、ビタミンCやビタミンDを含む食品を積極的に摂取しましょう。
これらの栄養素は歯茎の健康をサポートし、免疫力を向上させます。
また、これらの栄養素は続けてとることが重要です。
忙しいくてお食事だけでの栄養管理が難しい場合は、サプリメントなどの健康補助食品を効果的に活用することも視野にいれましょう。
当院では安心の製法で高品質なわかサプリを導入しているほか、ご希望の方へは管理栄養士とのご相談も随時可能でございます。
5,まとめ
歯磨き時に歯茎から出血があると、心配ですよね。
上記のように、原因はいくつか考えられますが、
「歯医者さんに定期的に通い、適切なプロケアを受けて正しいセルフケアをしっておく」
事で、ほとんどの場合で予防が可能です。
歯茎がたるんで下がってくると、口元も老けて見えがちになってしまいます。
年を重ねても歯周病に負けず元気でキュッと引き締まった歯茎を保ちましょう!