インプラントの相場はいくら?費用の仕組みと後悔しない選び方
こんにちは。
大阪市北区 東天満 地下鉄南森町駅・JR大阪天満宮駅からすぐにある 増田歯科・矯正歯科です。

「インプラントは高いって聞くけど、実際いくらかかるの?」
「なぜ医院によって金額が違うの?」
歯を失ったあと、インプラントを検討される方がまず気になるのが“費用”です。
入れ歯やブリッジと比べて長持ちし、見た目も自然な分、価格に幅があるのが特徴です。
この記事では、インプラントの全国的な相場から費用の内訳、治療費を抑える方法までをわかりやすく解説します。
インプラントを「自分に合った価格で、安心して受けたい」という方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
1. インプラントの全国平均相場
インプラントの相場は50万円前後
全国の歯科医院の料金を比較すると、1本あたりの相場は40〜60万円前後です。
ただし、これはあくまで「1本単位の平均」であり、歯を失った部位や骨の状態、治療範囲によって変わります。
一般的な目安としては以下の通りです。
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前歯1本のインプラント:35〜50万円
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奥歯や複数本:50〜80万円
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骨を増やす処置(骨造成)を併用:+10〜20万円
「高い」と感じられるかもしれませんが、耐用年数が10〜20年と長く、定期的な調整が必要な入れ歯よりも長期的に見れば経済的です。
さらに、見た目や噛み心地が自分の歯に近いため、生活の質(QOL)を大きく高める治療でもあります。
2. インプラント費用の内訳を知ろう

一般的なクリニックでは、インプラントの費用は一括ではなく、複数の工程で構成されています。
見積もりを見る際に「どこにどれだけかかっているのか」を知っておくと安心です。
| 項目 | 内容 | 相場の目安 |
|---|---|---|
| 検査・診断 | CT撮影、咬合分析、治療計画立案 | 1〜3万円(当院は無料) |
| 手術費用 | 顎の骨にインプラントを埋め込む処置 | 20〜35万円 |
| アバットメント | インプラントと人工歯をつなぐ金具 | 5〜10万円 |
| 上部構造(人工歯) | セラミック・ジルコニアなどの被せ物 | 10〜20万円 |
| 骨造成・歯肉移植 | 骨量不足・歯ぐき補正に必要な場合 | +10〜20万円 |
このように、費用には精密検査・素材・技術・アフターケアなど、複数の要素が含まれています。
特にCT撮影を行う医院では安全性が高く、治療後のトラブルを防ぐうえでも重要な工程です。
3. 医院によって費用が違うのはなぜ?
同じ「インプラント治療」でも、医院によって価格が大きく違うことがあります。
その理由は、次の3つが関係しています。
① 使用する素材・メーカーの違い
世界的に信頼されているインプラントメーカー(ストローマン、ノーベルバイオケアなど)は、骨との結合が良く、長期安定性にも優れている分、コストが高くなります。
一方で、国内外の低価格メーカーを使用している場合は、材料の金属にこだわらないぶん費用を抑えられます。
しかしこの場合、耐用性や保証期間が短く、金属アレルギーなどのリスクにつながることがあります。
② 設備と診断精度の差
CT撮影や事前シミュレーションを行う医院では、神経や血管の位置を正確に把握できるため、手術の安全性が高まります。
こうした設備を整えている医院は初期費用が高く見えても、結果的に安心・安全な治療につながります。
③ 医師の技術とアフターケア
インプラントは外科手術を伴う治療のため、経験の差が成功率を左右します。
また、術後のメンテナンスや保証期間の有無も重要な比較ポイントです。
費用の安さだけで判断せず、「何が含まれているか」を確認することが大切です。
関連記事:インプラント「やらなきゃよかった」を防ぐ!長持ちさせるための重要ポイント
4. 他の治療法との費用比較
| 治療法 | 費用相場 | 耐用年数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 入れ歯 | 数千〜10万円 | 5〜8年 | 費用が安いが外れやすく違和感がある |
| ブリッジ | 約15〜30万円 | 7〜10年 | 固定式で噛みやすいが健康な歯を削る必要あり |
| インプラント | 約40〜60万円 | 10〜20年以上 | 自然な見た目と噛み心地で長持ちする |
確かに、初期費用だけを見ると入れ歯やブリッジが安く感じます。
しかし、作り直しの頻度や快適性、生活の質を考えると、インプラントは長期的に見てコスパの良い選択といえます。
関連記事:歯のブリッジとは?差し歯やインプラントと同じ?専門医が解説
5. 費用を抑える3つのポイント
では、インプラントで費用をの負担をできる限り抑えるには、どんな方法があるのでしょうか?
① 医療費控除を活用する
インプラント治療は医療費控除の対象です。
1年間に10万円を超える医療費を支払った場合、確定申告で一部が戻ってきます。
たとえば50万円の治療費なら、所得に応じて数万円単位の還付が受けられることもあります。
② 分割払いやデンタルローンを利用
「一括払いが不安」という方には、月々定額で支払えるプランがあります。
増田歯科・矯正歯科では、最大84回までの分割払いも対応可能です。
無理のない支払いで、安心して治療を進められます。
③ 骨が減る前に早めの相談
歯を失ってから時間が経つと、顎の骨が吸収され、骨造成(追加費用)が必要になることがあります。
早めに相談することで、余計な手術費を防げる可能性があります。
④ 総合クリニックで行う
インプラント治療は「埋入手術」だけでなく、診断・補綴(かぶせ物)・歯周管理・メンテナンスまで、複数の工程が関わります。
それぞれを別の医療機関で行うと、再診料や転院時の検査費用が重なり、結果的に総額が高くなることもあります。
一方、総合クリニック(包括的に診療できる医院)では、
・CT検査から手術、アフターケアまで院内で完結できる
・必要な検査の重複を避けられる
・保険適用が可能な一般治療(歯周治療・クリーニングなど)は保険で実施できる
これにより、自費部分の支払いを最小限に抑えつつ、インプラント本体や治療の質を高めることができます。
増田歯科・矯正歯科でも、虫歯・歯周病の治療、矯正、口腔外科、インプラントのすべてを一つのチームで対応しています。
検査からメンテナンスまで一貫して行えるため、無駄のない診療と正確な経過管理が可能です。
6. 「安いから」で選んではいけない理由
相場から大きく外れたインプラントの落とし穴

最近では「格安インプラント」「即日埋入」などの広告を目にしますが、これらには注意が必要です。
費用を抑える代わりに、
・安価な素材を使用している
・術後保証が短い(またはなし)
・手術時間を短縮して精度が下がる
・広告の名医ではなく、実際は経験の浅い医師が担当
といったケースも少なくありません。
通常、インプラントは一度埋めたら10年以上体内に残る治療です。
再手術となれば、費用もリスクも増してしまいます。
金額よりも「信頼できる技術とサポート体制」がある医院を選ぶことが、結果的に満足度の高い治療につながります。
関連記事:こんな方は要注意!歯科医がインプラント治療をおすすめしない人
7. 増田歯科・矯正歯科のインプラント治療の強み
当院では、見た目・機能・安全性のすべてを両立させるため、次の3つに力を入れています。
-
CT×埋入シミュレーションによる精密診断
神経や骨の位置を正確に把握し、ミリ単位で埋入位置を設計します。 -
世界基準メーカーを採用
信頼性の高いストローマン社などを使用し、10年以上の長期安定を実現。 -
費用の明確な提示と無料カウンセリング
初回の相談・CT撮影・見積もりは無料。
治療前に総額を明示し、追加費用が発生しない安心設計です。 - 担当医の変更なし
インプラントの国際認定を持つ理事長が担当。
初回相談から計画・治療・アフターケアまで担当医が変わることがありません。
関連記事:糖尿病でもインプラント治療は可能?注意点とポイントを解説
8. まとめ:相場を知って、納得の治療選びを
相場を理解し、「長期安定」を重視して選びましょう
インプラントの相場は「1本40〜60万円前後」
医院によって価格が違うのは、素材・技術・保証内容などが異なるためです。
安さだけで選ばず、「長く安心して使えるかどうか」で比較することが大切です。
増田歯科・矯正歯科では、専門医と専任カウンセラーが費用面の不安を一つずつ解消し、患者様に最適なプランをご提案しています。
まずは、無料カウンセリングでご相談ください。
治療の流れや見積もりを丁寧にご説明し、納得のいく治療選びをサポートいたします。
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【監修】
歯科医師/医療法人健誠会 増田歯科・矯正歯科 理事長・院長
大阪市北区・南森町で歯科医療に従事し、成人矯正・小児矯正・インプラント・審美歯科・予防歯科まで幅広く対応。インビザラインプラチナプロバイダーとしての豊富な症例実績をもち、国際口腔インプラント学会認定医や咬み合わせ認定医として専門性の高い診療を行っています。
