正常な舌の発達をさせるには 増田歯科・矯正歯科
正常な舌の発達をさせるためには何が必要でしょうか?
それは、舌の筋肉を作る助けになるような行為を積極的にやらせることです
乳児期であれば、ゴムのかたいおしゃぶりを吸わせ、指しゃぶりを積極的にやらせることです
哺乳瓶の乳首もかたいものが好ましいです。
まず、「吸う、吸う、吸う」という運動で舌の先のほうの筋肉が作られます
その行為によって出た唾液を、「飲む、飲む、飲む」という行為を繰り返すことで、今度は舌の根元の筋肉を作っていきます
そして幼児期から学童期にかけてやそれ以降はガムを噛ませることです
こうして舌の筋肉を鍛えながら噛み合わせが正しくなるよう、誘導していくことが理想とされています
それができていれば特殊なケースを除いて、永久歯列になったとき、またはなるときに永久歯を間引きすることはありえません。
理想的な矯正のまず第一段階として、生まれた時からの不正咬合に対する予防を行うことです
生まれてから四歳くらいまでは親元で、四歳を過ぎたら医師の元で不正咬合のチェックや予防はするべきです